予約直通
090-9983-5858 Web予約

SYMPTOMS

歯並び別お悩み

歯並び別お悩みについて

出っ歯

出っ歯(上顎前突)とは、上の前歯が前に突き出ている状態のことです。この状態は、遺伝的な要因や、指しゃぶりなどの悪習慣が原因で起こることが多く、口元の見た目に影響を与えるだけでなく、健康面にも様々なリスクが潜んでいます。
出っ歯になると、口が閉じにくくなり、口呼吸になりやすい傾向があります。口呼吸は、口腔内を乾燥させ、むし歯や歯周病のリスクを高めるだけでなく、いびきや睡眠中の呼吸停止といった睡眠障害の原因となることも。特に、活発に遊ぶことが多い子どもは、外傷により前歯が折れてしまうリスクも高まります。

出っ歯になる主な原因

  • 子どもの頃の癖

    子どもの頃の口呼吸は、出っ歯の原因の一つとして知られています。口で呼吸をする習慣が続くと、舌が常に歯に当たっている状態になり、歯を前に押し出す力が働きやすくなります。また、口が常に開いている状態では、唇の筋肉が十分に鍛えられず、顎の成長を妨げる可能性も。さらに、口呼吸は口腔内の乾燥を招き、むし歯や歯周病のリスクを高めるだけでなく、いびきや集中力の低下といった様々な問題を引き起こす可能性があります。

  • 舌で前歯を押す

    「舌で歯を押す」という癖は、出っ歯の原因の一つとして知られています。舌を前歯の裏側に押し当てる癖がある人は、無意識のうちに前歯を前に押し出す力が働き、徐々に歯並びが悪くなってしまうことがあります。また、舌を噛む癖も、歯並びに悪影響を与える可能性があります。これらの癖は、幼少期から無意識に繰り返すことで定着しやすく、自覚症状がないことも少なくありません。

  • 遺伝

    出っ歯は遺伝が原因のケースもあります。
    出っ歯の原因の一つとして、遺伝が挙げられます。具体的には、両親から受け継いだ遺伝情報によって、上の前歯が前に突き出ている状態や、上下の顎の骨の大きさがバランスを欠いているケースが考えられます。例えば、上顎が過度に発達している「上顎前突」や、下顎が後退している「下顎後退」といった状態が遺伝によって引き起こされることがあります。また、歯のサイズが遺伝的に大きい場合も、口の中に歯を収めるスペースが不足し、結果的に出っ歯になってしまうことがあります。

当院の出っ歯に関する症例を見る

すきっ歯

すきっ歯の原因は、歯の大きさや顎の骨の大きさとのバランス、指しゃぶりなどの癖、遺伝などが考えられます。すきっ歯は、見た目の問題だけでなく、発音や噛み合わせにも影響を与える可能性があります。
治療法としては、部分的な矯正装置を用いた治療や、全ての歯に矯正装置を装着する治療など、患者さんの状態に合わせて様々な方法が選択できます。

すきっ歯になる主な原因

  • 歯が小さい

    すきっ歯の原因として、遺伝や顎の骨とのバランスに加え、歯の形も影響することがあります。例えば、歯の形が尖っていたり、平べったかったりする場合には、隣り合う歯との間に隙間ができやすくなります。また、歯がねじれて生えている場合も、すきっ歯の原因となることがあります。

  • 歯の本数が少ない

    一般的に、成人の歯は上下あわせて28本ですが、この数が少ないとすきっ歯になりやすい傾向があります。なぜなら、歯の本数が少ないということは、歯を支える骨である歯槽骨に比べて、歯の数が足りない状態であることを意味するためです。
    例えば、生まれつき歯が足りない先天性欠如や、歯が歯肉の中に埋まってしまい生えてこない埋伏歯の場合、歯が並ぶスペースが余ってしまうため、すきっ歯になってしまうことがあります。

  • 指しゃぶりなど舌や唇の癖

    「舌先を歯の裏に押し当てる」「下唇を噛む」といった癖は、すきっ歯の原因の一つとして知られています。これらの癖は、歯に余計な力がかかり、歯並びを徐々に悪化させてしまうのです。例えば、舌先を前歯の裏に押し当てる癖があると、舌の圧力によって前歯が前に倒れ、歯と歯の間に隙間ができてしまいます。また、下唇を噛む癖や指しゃぶりなど、口周りの筋肉に悪影響を与える癖は、上の前歯を外側に押し出し、すきっ歯を引き起こす可能性があります。

当院のすきっ歯に関する
症例を見る

歯がガタガタ・でこぼこ

叢生とは、歯が重なり合ったり、デコボコしている状態を指します。いわゆる「ガチャガチャ歯」です。この状態になる原因として、顎の骨の発育不足が挙げられます。現代人の食生活の変化により、顎をしっかり使う機会が減り、顎の骨が十分に発育しないケースが増えているのです。
顎が小さいと、歯が並ぶスペースが足りなくなり、歯が重なり合ってしまうのです。また、歯の大きさや歯の数が、顎の大きさに対して多い場合も、叢生を引き起こす原因となります。

歯がガタガタ・
でこぼこになる主な原因

  • 永久歯が大きい

    同じ大きさの顎を持つ人でも、歯の大きさが人それぞれであるように、歯の大きさによって歯並びは大きく左右されます。
    歯が大きい場合、1本の歯が占めるスペースが大きくなるため、限られた顎の骨の中に全ての歯をきれいに並べるのが難しくなります。結果として、歯が重なり合い、ガタガタな歯並び(叢生)になってしまうケースが多いのです。

  • 顎が小さい

    顎の大きさは、歯並びに大きな影響を与えます。顎が十分に発育していれば、歯が並ぶスペースが確保され、きれいに並ぶことができます。しかし、顎が小さい場合、歯が並ぶスペースが不足するため、歯が重なり合ったり、隙間が空いたりといった歯並びの乱れが起こりやすくなります。

  • 乳歯からの生え変わり

    乳歯は、永久歯が生え変わるための準備段階の歯です。そのため、乳歯の健康状態は、将来の永久歯の歯並びに大きく影響します。
    乳歯の虫歯を放置し、早くに失ってしまうと、永久歯が生えてくるスペースが狭くなり、歯並びが悪くなるだけでなく、顎の骨の発育にも悪影響を及ぼす可能性があります。

当院の歯がガタガタ・
でこぼこに関する症例を見る

受け口・しゃくれ

受け口(下顎前突)とは、一般的に「しゃくれ」と呼ばれる、下の歯が上の歯よりも前に出ている状態を指し、遺伝や顎の骨格の異常、歯の傾きなど様々な原因が考えられます。
見た目の問題だけでなく、咀嚼機能の低下や発音の異常といった機能的な問題も引き起こす可能性があり、成長期に治療を開始することでより良い結果が期待できます。

受け口・しゃくれになる
主な原因

  • 子どもの頃の癖

    「唇を吸う」や「頬杖をつく」といった癖は、実は歯並びに大きな影響を与えている可能性があります。特に、顎の骨が柔らかい成長期の子どもは、これらの癖によって顎の骨の発育に悪影響を及ぼし、受け口(反対咬合)の原因となることがあります。
    顎の骨に特定の力がかかり続ける状態を作り出します。この状態が長く続くと、顎の骨が本来あるべき位置からずれてしまい、歯並びが乱れてしまうのです。

  • 下の顎の過剰な発達

    成長過程で、上の顎よりも下の顎が発達し、大きくなってしまい、反対咬合になる場合もあります。
    これは舌の位置とも深く関係しています。本来、舌は上あごに密着し、上あごを支える役割を担っています。しかし、様々な要因によって舌が正しい位置から下がってしまうと、下の顎が過度に成長し、受け口を引き起こす可能性が高まります。
    ※外科矯正が必要な場合がございます。

  • 遺伝

    顔や身長が親に似るように、歯並びも遺伝する可能性があります。特に、両親のどちらかが受け口(反対咬合)の場合、お子さんも同じように受け口になるリスクが高まると言われています。これは、顎の骨の大きさや形といった骨格的な特徴が遺伝するためです。

当院の受け口・しゃくれに
関する症例を見る

前歯で噛めない

「開咬」とは、歯を噛み合わせた際に前歯に隙間ができてしまい、上下の歯がしっかりと噛み合わない状態を指します。指しゃぶりや舌を突き出す癖などの悪習癖が原因となることが多く、顎の骨への負担が大きくなり、将来的に歯を失うリスクも高まるため、早めの治療が大切です。滑舌が悪いのも特徴の一つです。

前歯で噛めない
噛み合わせになる主な原因

  • 子どもの頃の指しゃぶり

    「舌先を歯の裏に押し当てる」「下唇を噛む」といった癖は、すきっ歯の原因の一つとして知られています。これらの癖は、歯に余計な力がかかり、歯並びを徐々に悪化させてしまうのです。例えば、舌先を前歯の裏に押し当てる癖があると、舌の圧力によって前歯が前に倒れ、歯と歯の間に隙間ができてしまいます。また、下唇を噛む癖や指しゃぶりなど、口周りの筋肉に悪影響を与える癖は、上の前歯を外側に押し出し、すきっ歯を引き起こす可能性があります。

  • 舌の癖

    舌癖とは、舌を不自然な位置に置く癖のことです。リラックスしている時の舌の位置は、上の前歯のやや後ろで、歯に密着していないのが正常です。しかし、無意識のうちに舌を歯に押し付けている人がいます。この状態が長く続くと、歯に力がかかり続け、歯が動き、特に前歯が下に押し下げられてしまい、開咬の原因となることがあります。

  • 遺伝

    多く見られるのは、顎の骨の形が遺伝によって生まれつき異なっていることが原因の開咬です。このようなタイプの開咬は、成長とともに症状が徐々に現れることが特徴です。そのため、「永久歯が生え替わってから開咬に気づいた」という人も少なくありません。

当院の前歯で噛めないに関する症例を見る